ヒーローモノの創作をしている以上、避けて通れないのが、悪についての掘り下げ。
ひとまず、自分の中だけでも完結させておかないと、
作品製作に、えらく支障がでるので、何とかしておきたい所。
分類としては、
・欲望や恐怖、エゴが結果として悪側に傾いてしまったケース
・行き過ぎた正義の結果、悪と紙一重になってしまったケース
・自らの行いを悪と知らず行っているケース(↑に類似)
・性格破綻者系、壊れているのでかなり危険なケース(↑に類似)
・悪とされる事を承知で、実は何かのために行動をしているケース
・人の邪悪な心や、機械ならウイルスといった、概念的なモノを悪とするケース
・この世に悪も正義も存在せず、無こそが真実なケース
(ただし、人が作った概念な以上、善悪の事柄は社会的に無視できない)
・単純に主義主張、思想の違いから敵味方に分かれるケース
・人の本質が悪だと絶望するケース
とりあえず思いついたのがこんな感じで、
大体に適応できる「お約束」が悪は滅びる事で成立する結果論型だという事。
歴史が行為を証明すると、言う様に本人が主張しようがそれが悪でないこともあったりする。
最終的には時間の経過と、多くの人が決めるもんなんだな、と。
仏教で好きなのは、「欲望を昇華せよ」って部分。
快楽よりもっと高い次元の、"永遠の幸福"というものがある、
という事から、ミニマムな欲望ではなく、世界全体を包むような、
皆にとっての欲望にしろってことなんだろうか。ある種、全体主義的な。
物語においての悪は、案外主人公やその関係者及び社会に対して、
とにかく迷惑な存在でもいいのかもしれない。
事あるごとに障害物となる事で、主役の成長を促したり、物語にカタルシスを与えるわけだ。
アポロガイストの「いつか私は宇宙で最も迷惑な奴としてよみがえるのだ!」
は間違ってない。うん。でも、倒したい位の悪はもう少し憎くていいかなw
アニメ版スカルマンの「『悪』を滅するには、それ以上の『悪』にならねばならないのだ」は、
男として凄い同意できる。けど、一個人としては破滅の道を進んで欲しくなかったり。
でも、その滅びの美こそが美しいんだけどね。
「『力こそが正義』だというのなら、『貴様を倒す力』もまた『正義』!!」
は悪に対する皮肉としか思えん。
「善でも!悪でも!最後まで貫き通せた信念に偽りなどは何一つない!」
キャプテンブラボー。コレもまたいいセリフだと思う。正義も悪も肯定して、賞賛すら含まれてる。
ワイリーとかはエゴやコンプレックスだけど、いつもロックマンにやられるし、
憎めないヤツなので、悪の象徴としてはちと足りんか。
悪が滑稽になりやすいのも作品的なお約束なのかなーw
ロックマンゼロのドクターバイルとかその辺が好きかも知れません。
経緯はわからないけど、世界にひどい事をしてしまって、
自分も罰として死ねない体にされて、宇宙に放逐され、世界に対して逆恨みをし、
私怨で人間を最悪な環境で管理・支配しようと言う判りやすさ。非道で外道。
判りやすいだけに、最後まで筋を通して死んで行ったので、
あとくされも無く、いいシメだったと思います。ゼロも代償として死んだけど。
ゼロといえばタツカプ参戦だそうで、テッカマンブレード共々楽しみになってきました。
http://blog.livedoor.jp/htmk73/archives/156790.htmlこれはwiiを買えフラグなのか!!
そういえば、僕の描いたゼロのドットをSINさんが打ってくださっていたので、紹介したいと思います。
まさか自分の絵がドットになってるなんて驚きだぜえ!
SINさんのHP:
おれんじふぉっくす
悪つながりでディケイドが「悪魔」と言われる事について元ネタはこれかな、とか思っていました↓
http://www.geocities.jp/gscsapporo/siranaitoson.htmバーコードの裏話的な。666=悪魔=ディケイドという。
人類にタグをつけるとか、見方を考えれば戸籍だったりそういう事ですよね。
世界の出来事は聖書とかに習っているとかいう見解もありますが、
あながち間違っていないのかも。というかそういう場所からアイデアを見つけたりしたり、
アイデアが被ったりしているのかな?
まあこのサイトはちと宗教色が強いので、全部鵜呑みにしない事をオススメしますw
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コメントありがとうございます。
ドクターバイルに関しては私怨から出た復讐と言う解釈でいいと思います。
ゼクスに関しては続編のシナリオがアドベントの企画時にまるっきし変わってしまって、バイルのバの字も出ませんでしたが、ウロボロスは円状なので、その真ん中に来る部分、つまり、ラグナロクコアはまだ出てきていないんですよね。サントラにも複線かわかりませんが、そのことに触れているので気になります。
悪役のことを考えると、完全に感情移入してしまって、悪役を倒して終わり、なんて安易なストーリーで本当に良いのだろうか、と頭を悩ませてしまいます。
倒して終わり、にするにはその過程が重要なんだろうなと思います。
ゼロのためにいずれはwii買うんだろうな、と覚悟しています。というか、ロックマン9をいい加減クリアしたいんですよねw
ロックマンの魅力は本家からDASHまでの壮大なクロニクルと、エグゼ流星間の時代の移り変わり等があると思います。そのためには正しく歴史を理解して、なおかつ合間を補完できる様に知識を蓄えないといけないので、そこで好みが分かれるかも知れませんね。
こんばんは。
一口に悪役といっても、実にいろいろなタイプがありますよね。
その悪役が、どういった経緯でその悪の行動に走ってしまったのか、などもストーリー上大切なことですし、結構興味深いと思います。
バイルは、いちおうゼロ4はクリアしましたが、ゼロのストーリーをきちんと理解しきれているわけでもないので若干あやふやですが、あれは復讐みたいなものなのかなあ…と私は考えています。
しかし、数百年後のゼクスの世界にまで及んでいるわけですからすごいですね。
ゼロがタツカプに参戦ですか!
ゼロと聞くと黙っていられないたちなので、気になるところではありますが、Wiiを買うのはためらわれますね…。
この前は、ロックマンの歴史についてのサイトさんや、イラスト関連のサイトさんを紹介してくださってありがとうございます!
未プレイのシリーズも少しわかってきました。
本当にいつもお世話になりっぱなしで申し訳ないです…!
それでは。
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